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箕ュージアム開館への道。

 タイマグラの桶屋さん、当町(旧河北町二俣)に来臨。相方染屋さんと娘さんが冬休みの恒例でヨコハマの実家へ行ってるという。「自分も今から行って、帰りに二人を乗せて来る」と。わざわざとんでもない回り道をしたのは、もちろん「箕の調査2008」のため。


箕ュージアム開館への道。_d0060094_13105092.jpg箕ュージアム開館への道。_d0060094_131239.jpg

 前回の調査で、やはりかつて箕を作った村人がいたと判明した。最寄りの集落で、さらに聞き込む。当人はもう故人だけど、Hさんが覚えていらした。そして、その方がこしらえたという「二俣箕」の現物までくださった。出番が少なくなったとはいえ、大豆の選別などにまだお使いになるものを気前よく。Hさんありがとうございました。
 タイマグラ土産に今年も、染屋さん手作りの柚子胡椒をたんといただく。だはははは。刺身に、最高。鍋物に、言うまでもない。サラダ、お茶漬け、納豆の薬味、ポトフにも添えて。すばらしい。これがあればチューブ入りわさびは「すっこんでろい」と突き放す。

 唯一悔やまれるのは事情によって、桶屋さんを泊めてさしあげられなかったこと。遠路はるばるなのに、実に申し訳ないことこの上ない。こんど、ゆっくりね〜。そちらへも行きますよって。
by columnbank | 2008-01-12 13:32 | いろいろ
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