タイマグラの夏。

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仕事は一本。取材済み。〆はヨユウ。高原の避暑地で遊びながら、のんびり書きますか。
 で、行ったのは岩手県川井村タイマグラ。高原の避暑地、かどうかは見解の相違があるかもしれないが。
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 桶屋&染屋さん、ドキュ映画「タイマグラばあちゃん」カントク、女将のエッセイでも知られる山小舎民宿[フィールド・ノート]、ナチュラル写真家の民宿[渓雲荘]兼炭焼きサイエンティスト、という揃いも揃って個性的な住人ばっかりの開拓集落である。
 (各位の関係ホームページは、一括してこちら[タイマグラ]に入り口があるよろし)。

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 2泊3日。1泊は桶屋&染屋さんで。2泊目は、[フィールド・ノート]で(地震の影響で大量キャンセル派生!)。その間、いつもおいしい食事に恵まれていた。買い出しはクルマで、都会に比べれば少々時間を要する。でも自家で採れた野菜が加わるし、燃料は木炭made by 渓雲荘。
 [フィールド・ノート]には宿旧知の方が宮古(だったかな?)からいらして、この方が漁業権を持っておられる! こーんな山の中で鮨屋マッツァオのウニが食べられるなんて誰が想像できるか(右写真の指差し!)

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 ここでは、人以外のものたちと一緒に生きるのがルールだ。すぐそばを流れる薬師川で、久々にテンカラ(和式毛鉤釣り)を振る。7寸弱(20センチ)の食べごろイワナがHit。
 そして[フィールド・ノート]のウェルカム黒板にあったイラストが、ノンフィクションになるとは。夕方、庭先にクマ見参! 逃げて行く背中が見えた。翌早朝、「また来てるよ〜」・・・女将さんのヒソヒソ声モーニングコールで客が全員、ガバッと起きる(みんな耳がいいな〜)。
 庭のはずれにいるいる〜!コンポストをひっくりがえして、どっかと座って生ゴミ食べている。これからドングリの実る秋の前までが、彼らはいちばんツライ時期。丸い耳が、草の間でもそもそと動く。


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d0060094_19344946.jpg 夏休みらしいこと。桶屋&染屋さんちで花火。何十年ぶりかね(上左)。同家ゆいちゃんは宿題、ワタナベ原稿書き(ちゃんと書いたんだよ3分の1だけど/上右)。[フィールド・ノート]の11歳くん(だっけか?)、これまで調べた語句をフセンに記してくっつけている。その数200以上! フセンを見る手間と辞書そのものを引く手間がどう考えても同じなんだけど(笑)。がんばって辞書に載っている語句をすべてフセンで張りこんでくれい、ぜひ。
d0060094_20302930.jpg 東北のみならず、地方には[限界集落]と呼ばれる地域がある。タイマグラは一概にそう言える集落ではないかもしれない。何より、すべてが比較的最近、ここへ積極的に移住してきた人であること。ほとんどの人はまだ50歳以下であること。それぞれにイマ流の作家性をもつ職業であること。もちろんPCでインターネットやメールを使いこなす。
 でも、都会を遠く離れた土地の、離れているからこその豊かさは変わらない。そこに住む理由の[骨]は変わりないのである。

 左/おまけPHOTO:桶屋さんちに上がり込むけど基本的にはノラ、[うし]。語感悪いな〜[ホルス]と呼ぼう、とか話し合ったけど、けっきょくみんな[うし]で通してる(笑)。
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by columnbank | 2008-07-30 19:33 | 住めば都的トウホク
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