カテゴリ:[トレーサビリティとは]( 1 )

生産物履歴(トレーサビリティ)について。

拙宅で栽培する米、野菜がどのように作られているかをブログによって記録し、公開する試みています。
米においては既にJAによって仕組みが整っていますが、こちらは野菜まで含め、しかも画像付き日記として、わかりやすく表示ができないかと試行錯誤しているわけで。

トレーサビリティの公開が、=いわゆる「安全・安心」な農産物というわけではありません。
農薬をはじめとする化学物質は研究が進む中で、きょうまでOKなものも明日からはNO、と言われる可能性がいつもあります。
現段階で使用が許可されている薬剤を、使用法に従って量や時期を守り使うことは動かざる原則です。
しかし幾重のチェックを設けようとも、不正を行いうるチャンスは消えません。
自己申告の域を出られない部分が、必ず存在します。
現実的に24時間監視されても困るし、できないのですから。
あえて意義を上げるなら、事故やトラブルが起きたときに、検証し、原因を認知し、生産者側のとるべき対応を明確にするための根拠になる。それ以上のものではありません。

食べる方はどの時点かで、ひとまずでも信頼を下さなければ、米一粒たりとも口に運べません。
そこで作り手としては、せめて栽培の詳細を記録し、隠さないことをひとつの覚悟として、食べる側が考えて選択するための情報に寄与したい。
絶対的な「安全、安心」ではなく、人間的な信頼のための仕組みがトレーサビリティだと考えています。
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by columnbank | 2006-04-07 09:32 | [トレーサビリティとは]