<   2005年 08月 ( 14 )   > この月の画像一覧

スーパー・ツール。

d0060094_9212737.jpg 大工で言えば差し金。あのカギ型に曲がったスケールの使い方は常人には驚くべき多様さで、一冊本が書ける(事実、そういうテキストは建築の専門書コーナーに並んでいたと思う)。
 農家のスーパー・ツールと言えば鍬だろう。掘る、穴をあける、溝をつける、土を寄せる。本一冊書けるほどではないだろうが、スコップなどでは代用にならない機能満載。写真の鍬は、ホームセンター辺りで買ったオールステンレス。
 昔はその町ごとに野鍛冶がいて、その近辺の土にあう鋼の刃を鍛えていた。柄も使い手それぞれが使いやすいように、長さ、角度、握りの太さなどをあつらえた一点もの。しかも鋼の刃は使っているうちに自然と刃が研がれ、万一傷んでも直してもらえた。
 先日、花泉町でそんな昔ながらの野鍛冶を見てきた。ステンレスに鋼の刃先が鈍く光っている。いつか腕が達者になったら、こういう鍬を一本持ってみたい。
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by columnbank | 2005-08-31 09:32 | いろいろ

秋冬キャベツとレタス。

d0060094_17194771.jpg 植えました。手前がキャベツ。奥にポツポツと2つ並んでいるのがレタス。ここはレタスが整列している畝で、実はキャベツはこの写真の枠外に、二列に畝をこさえて植えている。ちゃんとモンシロチョウが寄りつけない、「遮」(しゃ=細かい網)を張って。チョウを嫌うは風情知らず、とは言わないで。あれは卵を産み付けに来るにっくき青虫の母!
 なぜレタスの間にぽつんとキャベツを? 実はモンシロチョウはレタスを嫌うらしい。だからレタスの間にキャベツを植えると青虫がつきにくい、というウワサを確かめる実験なのである。こういう相性のいい組み合わせをコンパニオン・プランツという。ニラの横にセロリを植えると双方育ちがいいらしい。タマネギとニンジンを一緒に植えると、害虫がつきにくくて、育ちも良くなるらしい。
 だけど逆もあって、レタスとネギを隣り合って植えると育ちが悪いとか。あんたたちの関係もけっこうややこしいんだね。一度言い分を聞いてみたい。
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by columnbank | 2005-08-30 17:36 | 畑/野菜

ぽとふ。

d0060094_1434730.jpg 冷凍しておいたベーコンをかたまりのまんま(これで使い切った。また仕込まなければ)、ジャガ、トマ、タマをごろごろ。鍋に入れて弱火にかけて、30分間原稿書いている間にできた。浮いてるアクをすくって完成。ぜんぶ自分ちで作った野菜であり、ベーコンである。そういう点において満足度は高い。野菜ひとつひとつをとれば、それぞれに美味しい産地とか**農法とかいうものが売られているとしても。
 昼飯はキュウリのピクルス、トマトのパスタと、夏野菜の洋風メニューがフルキャスト揃いましたんで、記念に缶ビールを1本あけた。これも原稿の進捗率に勢いをつけるためです。いえウソいつわりなく。ふあ〜(あくび)。
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by columnbank | 2005-08-27 14:13 | 飯、菜、酒、肴

颱風はどうやら・・・。

 カーブして千葉県から太平洋へ抜けていきつつあるらしい。とりあえずは安心か。稲は案外、風には丈夫なもんです。むしろ、雨の方がこわい。登熟が進んであたまが重くなってくると(収量からすればその方がのぞましい)、濡れた穂は余計に重くなって、風がほとんど吹いてなくとも倒れることがある。特にササニシキは茎にコシがないから倒れやすいもので。穂が地面に触れると「それ〜!」ってもんで発芽してしまうのだ。あんたら気が早い。とにかくあとひと月、颱風、大雨は来んでくれい。
 写真は(大きめにしました)数日前、穂が出そろって一面の緑が白っぽくなった時に撮った。風が吹いて、稲の波が打ち寄せる。

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by columnbank | 2005-08-26 10:03 | 田んぼ/米

またまたトマト。

d0060094_8141816.jpg 20本くらい植えたトマトの中で、3本ほど元気がなくなってしまった。くたくたに枯れ始めた枝葉にようやくつけた10コほどの実は、大きいものでも6〜7センチどまり。じつに心許なく、食べがいもない。と思ってかじってみたら、あららららららら!!!!! うまい!!! しゃれになんないくらい甘い!!! どっひえ〜!!! 
 品種は他と同じ「福寿」です。考えられることは、とにかくなにかがおかしくて(肥料なのか何なのか)、樹の勢いが弱った。「わしはもうダメだ、せめてこの実にありったけの栄養を・・・」ってことで養分を注ぎ込んで実ったからではないのかしらん。緑健「永田式」トマトとか、某農園でやってる「にがりトマト」は、過酷な環境を作って若干樹勢を弱らせ、結果としておいしい実をどっさりつけさせていると聞く。こちらは意図したわけではないのだが。同じものをもう一回作れと言われても無理だ。はっきりした六角形になるものが多いのは、もうひとつの不思議。
 写真は直径5センチのやつ。なぜ湯むきしたかというと、皮が異様に固いのだ。お湯にくぐらしても、皮がめくれてこないくらいに。よーく冷やしていただきます。
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by columnbank | 2005-08-23 08:26 | 畑/野菜

ミニトマトは皮をむく。

d0060094_6541365.jpg しち面倒くさいんだけどさ。沸騰した湯で湯むきして、エストラゴンのビネガーに漬けると、これがあぁた、手間をかけただけの美味しさはあるんだな。すんごく涼しい味! ピクルスの手法だから、とても保存がきくし。でもちゃっちゃと食ってしまうよ、たぶん。
 今朝、ダイコンとハクサイの種を蒔いただよ。きょうも暑くなるだよ。川口由一の自然農の本が新聞で紹介されてた。最低限の雑草管理程度で、本当にコメ野菜ができるのか。興味はあるぞ。
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by columnbank | 2005-08-21 07:02 | 飯、菜、酒、肴

卵焼きwithトマソ。

d0060094_8192294.jpg 例によってこさえたトマトソースのおいしい食べ方。本来はオムレツの方が好みなのだが、家人が卵をどっさりと壊して、その処理として本人が作ったので、卵焼きになってしまった。オムレツなんてシャレたものを食ってきた世代ではないのだ。それにしても砂糖はひとつまみも入っていないので塩梅はよろしい。やっぱ卵とトマトってあうね。そうだ冷凍庫に残っているベーコンもつければ良かった。あるいはベーコンを巻きこんで卵を焼く。美味くないわけがない。
 なんか台風が来ている。これから実るっつー時に要らないんだが。おまえがしっかりしないからだ太平洋高気圧。暑いのはやだけどもう少しがんばれ。
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by columnbank | 2005-08-20 08:26 | 飯、菜、酒、肴

ぷちう゛ぇーる。

d0060094_7502186.jpg 結球しないタイプの芽キャベツ。だいぶ大きくなって、葉の付け根にいわゆる「芽」=花芽が見える。地面に近い方の葉っぱを欠きとってやらなければならないそうなので、今朝実行。いずれここから、中学生の坊主頭みたいなのがわらわらと生えてくるわけだ。チンゲンサイは大きくならず、何の虫か細かい穴が目立つ。ミズナ、病気でダメでした。上手に作るには、何かコツがあるはずなのだが。わかっちゃいたけど、いろんなものを作るってむずかしい。
 昨日の朝、田んぼにカメムシの防除薬「スタークル粒剤」を散布。去年までは使ってなかった薬剤だけど、今年は過去10年で最大の発生量という。しゃあない、か。もし、食害が起きたら、等級は下がる。いずれというか近々、農薬についての個人的な考え方を、コラムバンクに書かなくてはならないと考えている。方針としては「スロー」をイメージで語らない、つもりなので。
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by columnbank | 2005-08-18 08:04 | 畑/野菜

復活のトマトソース。

d0060094_17332534.jpg 昨日は2年ぶりのスゴイ地震だった。拙宅の当たりは震度5という。もう少し大きくなかったかい?気象庁の人。当方の部屋では、長年のつきあいだった蚊遣りブタ「ベンジャミン2号君」が帰らぬ豚となった。心からご冥福を祈る。くくく。本棚が乱れた程度で、害と言うほどの被害はありませんでした。御見舞くださった皆々様、重ね重ねありがとうございます。一億人が「明日は我が身」。しかも二度三度遭うことも当たり前。お気をつけください。

d0060094_1734741.jpg 夏風邪、全快! 結局たっぷり10日かかりやがった。熱は2日くらいで収まったもののノドが痛い! 熱いもの酸っぱいもの塩っ辛いもの、炭酸、アルコール、固形、あらゆるものがとにかくビリビリ滲みる。よって三食はすべて冷たいうどん、そば、ラーメン。他には納豆、モロヘイヤ、とろろといった具のみ。一週間目にようやく冷たいお茶漬けでゴハンを口にした。ほんでもって昨夜、10日ぶりのビールと芋焼酎。何がうまかったって、熱いナメコ汁が芯まで滲みた。冷製メニューは口当たりいいけれども、かなり体を疲れさせるということがあらためてわかった。量はガツガツ食っていたので、案外体重は減っておらんのだ。悲しいぞ。で、復活祭としてこの夏初めてのトマトソースをこさえた。待ってました。このためにトマトを作っていると言っても過言ではない。深夜0時に12キロのトマトを湯むきし、タネを取り、クツクツと煮る。ひたすら煮る。朝がくるまで煮た。

d0060094_17343764.jpg 半量以下にまで煮つめて、仕上げは熱いフライパンにジャッ!!!! だいぶ遅れたけど、ようやく夏がきたような気がする。今回のトマトソースはニンニクの香りほんのり。叩きつぶしたニンニクを、油でキツネ色になるまで炒めて取り出す。捨てたらもったいないので、冷たい醤油ラーメンにのせた。裏メニューである。真ん中に生卵を落とすと案外イケルということを、今回の風邪で発見した。
 それにしても原稿はまだたまっているのだった。今週勝負。来週は秋田だ!岩手にも!
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by columnbank | 2005-08-17 17:53 | 飯、菜、酒、肴

畑と料理、休止中。

d0060094_12573892.jpg 急ぎばたらきが集中した最中に、なんたることか風邪をひいてしまった。トマトもたまっているのに、ソースを作る時間がない、気力がない。症状はここ数年で最も重い。取材日の朝、計ったら38.3度。花泉町(岩手県)で取材の合間に手近な町医者で診てもらったら8度6分に上がっていた。どうりで雲の上を歩いてるごたる(わしどこの人や)。解熱剤と静注2本射って午後の取材を片づける。観測史上最高気温(36.1度)の中でどう体温を冷やせというのか。明日はここから近い胆沢町での取材、帰宅する力もはやなく、水沢のホテルに急遽転がり込んだ。エアコンありがた〜、正解。

d0060094_1375259.jpg 熱は何とか下がったけど、水を飲むにものどが痛い。ひりついて昨夜は寝られんかった。そこでとても助かっているのが仙台の中姐Y女史(大姐と小姐の間にいるわけです。序列はもちろん年齢順で、貫禄順でもほぼ同様ですが僅差に過ぎません)からいただいた富山の銘品、大門素麺。調理は家人任せで添え物はモロヘイヤ、納豆、とろろ、とにかくトロネバ系。体とのどがうまいと言っている。のどもカラダのうちだろうが。
 それと盛岡妹分(これも他に仙台妹、東京妹がいて全員結婚しているのがなんというかおもしろし)からハチ密とともにもらった藤原養蜂場の「スズメ蜂ウォーター」。ローカルジャンクション21の活動にも参加し(はず、当方の記憶では)東京都心で蜂を飼っている方である。「スズメ蜂ウォーター」は、ローヤルゼリーからプロポリスから入って瓶のデザインも含めてものすご〜く濃ゆそう。「バイオパワードリンク」なんてショルダーも書いてあって、鼻血で失血死したらどないしましょ。おそるおそる飲んでみたら、意外過ぎる超あっさり風味。香りは何かに似ている・・・そうだ、沖縄特産のスパイス「島コショウ」(別名ピィバチ)にそっくり!激似! 
 このピンチあるを見越したかのような賜りもので、なんとか生きている(ありあとごさいます)。残っているのは原稿の山。しかしここまで気晴らしブログ文打つのに、普段より圧倒的に誤字脱字が多い。暑さも手伝って集中力がないのだ。火曜からお盆直前までまた取材。盆はそれらのアップ。さあ生き残れるか。コラムも更新できてないし。畑とトマトが気にかかりながらも、とにかく次の更新が約束できませんです。でもがんばりまっす。
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by columnbank | 2005-08-07 13:28 | いろいろ