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さらばコンビニおにぎり。

d0060094_1113066.jpg 今朝5時から集落総出の草刈り。んぐわ雨で延期(来週出られるかな〜)。明日は宮城で取材なので、本宅でだらだらしている。

 きのう帰って来たら、静岡のHINOKI CRAFTから小包が届いていた。井川メンパだ。手仕事のものをネットで買うのは初めて。漆かオイルフィニッシュを東北で探していたのだけれど、秋田の[まげわっぱ]はウレタン塗装品しか見たことがない。滝沢村(だったかな)の塗師さんがたまに拭き漆で作るらしいが、ほんとに「たまに」らしい。
 で、前出の染屋さんと雑談した時に「井川メンパはいいと思うけど」と話していたった(こういう過去表現あり?)。
 ヒノキを曲げて桜の皮で止め、底板、天板をはめて、漆を塗る。かなり飴色で、「とろりとした」とカタログにうたっている通り、したたるようにたっぷりと塗ったような質感。拭き漆の、塗っていながら木地が際立つ素材感とはだいぶ違うけれども、こっくりと濃い存在感がある。サイズは胃袋にあわせて小判型の特大(L)、6300円。この下に特大、大と続く。+送料1000円だ。安いと思う。ふだん使いの価格にするため、外に頼むと値が張る塗りを、職人たちは一人でこなしてきたらしい。

 外に出れば、食事は当然店で。しかし行動圏は、店なり産直なりがある場所とは限らない。開いている時間でないことも多い。そういう場合は24Hのコンビニおにぎり+カップラーメンでも文句はない。そもそもヤワなこと言わない質だし。
 これからは出かける直前、5分でできるお弁当! メンパに炊飯ジャーからごはんをどしゃっと盛り、醤油とゴマ油をちょっと回しがけ、梅干しを載せ、海苔をざっくりちぎってさらに載せ、携帯する。戸棚に塩ジャケなんかが残っているのを載せたら十分に贅沢。ちなみに写真のT字仕切りは取りはずせる(たぶん使うことはないな)。実はこれまでもたま〜にやってたのだ、プラスチックのタッパなどで。ココロはずまない器だな〜と思いながらも。

 今後、コンビニおにぎりの機会はぐっと減るであろう。
 さしあたって次は、メンパを包むおべんと風呂敷を見つけなければならない。
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by columnbank | 2008-08-31 12:06 | いろいろ

キノコ駆け込み寺。

d0060094_22355278.jpg「畑の脇でどっさりとったけど、ハタケシメジってやつでねえかな、見てくれ」
 近所のおっかあたちが、たまに持ち込んで来る。
 ナラタケ、クリタケ、シロシメジといった馴染み深いキノコの他にも、美味いけど利用されていないキノコは山ほどある。
 ハタケシメジとはちょっと違う感じ。紫色が消えかかっているが、コムラサキシメジと判断。食べて確認。実においしゅうございました。ウチに全部置いていかないかえ?
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by columnbank | 2008-08-30 22:46 | キノコ万歳

ハチ征伐 at 南昌荘。

「人生とは、あることを計画している間に起こる、別の出来事のこと」
by ジニー・ウッドだったかシリア・ハンターだったか、どっちか。
あー星野道夫の本が手元に無いので正確にはわからん。

要するに。岩手県盛岡市の保存家屋[南昌荘]で今日から開催の、手仕事作家たちの合同展に行ったところが! なかなか見られないハチ退治の模様を見ることができたのである。

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 窓のすぐ外に立つ、大きく裂けて[ウロ]ができた大木にキイロスズメバチが巣くっていた。午後2時過ぎに始まった作業を、出展者からお客さんからみーんな、かぶりつきで作業を見守る。いちばん手前右の背中はタイマグラの桶屋さん、左端に立っているのは染屋さん。
「100%期待通りの恰好(作業服)で来てくれたな〜」
「けっこう若いお兄ちゃんやぞ」
「でもこんな間近で見られてたらやりにくいだろうな〜」
 あのー、みなさん自分の展示コーナーほっぽってていいんでしょうか?
 わたくしはと言えば、頭の中で[サンダーバード]のテーマが繰り返し流れていた。もちろん南昌荘の危機を救うために。作業は20分くらいで無事完了。なんかみんな一日を終えてしまったような顔になっている。初日、まだ2時間くらいあるぞい。

 ところで買ってきた手仕事逸品は・・・なんだかどうでもよくなった、写真も撮ってないし。後日ULします。

■「和みの道具展」
8/29(金)〜31日(日)
10:00〜17:00 最終日〜16:00
盛岡市南昌荘 019-604-6633(設備管理費として200円の入場料が必要です)
吹きガラスの器 伊藤嘉輝 星耕硝子
染付けの陶磁器 櫻井理人 あゆみ 陶房回青
木と漆の器 藤原啓祐 
桶 奥畑正宏 南部桶正
野の草染め 安部智穂 野の草染め工房iro
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by columnbank | 2008-08-29 21:56 | いろいろ

豪雨御見舞。

なんかあちこちすごいことになっている。
東京、神奈川の各位。名古屋(がご実家)の各位)。
福島いわきの各位、隣村で観測史上最高を記録したそうですね。
岩手津々浦々の各位、ご注意くだされ。移動などにも。

宮城もけっこう降りましたが、まだ焦るほどでもない。
ウチの真上で降らなくても、鳴子とか栗駒とか岩手でごちゃまんと降ると、北上川がみるみる増水する。5〜6年前はそれで土嚢積みやったからな〜夜通し。大河の脅威。
きょうはこれから花巻小屋へ、盛岡へ(降ってるかしら?)。
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by columnbank | 2008-08-29 05:45 | いろいろ

4000rpm〜自粛。

d0060094_17552567.jpg 12月の車検でオイルシーリングを全交換したのに、またマイルドににおってきた。シリンダーが寝そべっている水平対向エンジンの宿命とはいうものの・・・。
 東北道を140キロ(回転数4000rpm)で巡航した後、サービスエリアに入って止めたら、ボンネットの間からごくうっすらと煙が(笑)。やっぱ回転数上げるほど油圧は高くなるからなー。漏れる量もちと増えて、それがエグゾーストの上に滴って焦げているのだ(25万kmくらいで一度出た症状前)。
 そゆわけで、4000rpmは今後自粛します。もう直さん。いけるとこまで行くぞなあ兄弟。
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by columnbank | 2008-08-27 18:02 | クルマ

湧水カフェ弘前店。

満を持して、はいないけれど新カテゴリである。
東北遠近、訪ねた土地の名水や知られざる湧水、天然水で、コーヒーを煎れて楽しもう。
他のルールとしては、できる限り、その土地で手に入るおいしい珈琲豆を使うこと。願わくは自家焙煎。
記念すべき(でもないけどさ)第一号店は、弘前市の[富田の清水]に。1時間弱の限定オープンである

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d0060094_19465297.jpg [とみたのしっこ]と呼ぶ。弘前市の繁華街から弘前大学の方角へわずかにはなれた場所。ほぼ中心市街の住宅地に、木造の小屋が立つ。近所の人が車で、自転車で、プラボトルを手に手に引きも切らない。
d0060094_19511180.jpg 1600年代の藩政時代から大切に守られてきた湧水で、昭和の初めまで紙漉に使われたという。紙漉町という近隣の町名が名残になっている。
d0060094_20163843.jpgd0060094_1958434.jpg 本日の豆は、市内の[ハローコーヒー]から。初めて聞く名前で選んだ「カシッケ」。カシッケ社という珈琲商社の製品で、コロンビア他のブレンドみたい。マスターは「この世界に入るきっかけになった豆です」と語る。
d0060094_2073996.jpg 長いこと持ち歩いている道具立ては、一戸特産・すず竹のおむすびポーチに、蕎麦猪口を2つ、刺子のクロス。かつては一杯点ての真空パックだったが、今はアウトドア用のコーヒー・バネットを持ってちゃんと煎れる。自分用の猪口はいつも、東京中野の[モノ・モノ]で買った砥部焼。
 味は軽め、苦味と酸味ともに強め(かな?)。自分で煎れる珈琲というのは、ちゃんと豆本来の味を引き出せているのかという不安がいつもつきまとう。これは永遠に解決しないだろう。
 一杯だけ煎れるのも効率が悪い。サーモスボトル (500ml)も満たして、長い道中、飲みながら帰ることにした。
 平穏な空気が、突如乱れた。珈琲の香りにまぎれて漂う焦げ臭・・・。何かな〜と思ったら、バーナーが近すぎて(矢印)、ポーチが煙を上げている!! うわああああああ、名手Aさんの作が〜。な、なんか先が思いやられる(泣)。
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by columnbank | 2008-08-26 20:11 | 湧水カフェ

ま、夏は終わったかと。

d0060094_112147.jpg 今年は寝苦しい夜なんてほとんどなかった。お盆からこっち毎日、とくに朝晩は肌寒い。
 季節は出来秋へと(願望ではあるけれど)移りつつある。東北の三大祭りはそもそも[眠り流し]=勤労の大敵を追い払おう、ちゅう祈願らしいし。「豊作をどうかひとつ、よろしく〜」という願いは、神楽をはじめとする芸能祭りに昇華していく。
 そゆわけで、7/31〜8/1の早池峰神社例大祭は、二日間みっちり神楽漬けであった。そのフォトスケッチをアップロードしたので良かったらご覧ください。
入り口はワタナベHPに。
直リンクはこちら。
 印象的だった舞。今年の岳神楽では久々に[裏三番叟]登場。大償神楽の、空気を切るような舞の数々。翌日、岳流の弟子神楽、石鳩岡神楽は諷誦と権現の二番だけだったが、力がみなぎっていた。特に諷誦、喝采口笛快哉の嵐。続く岳神楽の悪神退治舞も渾身。大トリ・権現舞の前の荒舞は、コーヒーにおけるクリープでしょう(笑)。
 画像は大償神楽の師、佐々木隆さん(漢字ではこれでいいんだっけか?)直々の権現舞。
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by columnbank | 2008-08-25 01:37 | 外へ、旅へ

津軽にゃんこ。

d0060094_1603128.jpg弘前取材、2泊3日。
ホテル周辺の繁華街、鍛冶町にて。
晩飯どこで食べるべか、
見立てていたら、逃げないやつが一匹。
開き気味の耳、エッヂが立ってます。
黒ゴマだれ、もしくはイカスミが
くっついたような、
口の脇の黒ドットがワンポイント。
トラっぽいしっぽの先まで別嬪さん。

この程度はケータイ写で十分だが、
もうちと鮮明に撮りたいばやいもある。
でもいちいち一眼出すのも難だし。
d0060094_17163674.jpgd0060094_17155945.jpgという両極端を埋める
新兵器、optioW60(ペンタ)。
最大画素10Mpix。
水中撮影OK。
カヌーにも携帯できる。
撮り初めは急に肌寒くなってきたもんでぴとっ♥とひっついてくる老猫。
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by columnbank | 2008-08-24 16:02 | にゃん。& 生きもの

みんなで食べる。

岩手県陸前高田市を取材したのは6月2日、3日のことだった。
JA(農協)グループが発行する月刊誌[家の光]9月号のために(書店売りしてないです。JAバンクの窓口あたりで、お待ちのお客さん用においてたりする)。
暑いくらいの陽気の中で、八十八夜を過ぎること約1カ月。ほぼ北限といわれる気仙茶の茶摘みを拝見に。

d0060094_19472057.jpg もっと北の秋田や青森にも、庭先でお茶を作っている家はあるらしい。けれど、ある程度産業としての製茶が行われる北限は、ほぼ当地という。
 太平洋、広田湾を見晴らすKさんのお茶畑で、茜たすきに手甲をつけた[茶摘み娘](みんな70代前後!)がひたすらお茶の新芽を摘んで行く。気仙は豊かだなぁ。渓流魚とアユ釣りで名高い気仙川、カキや地魚、リンゴやブドウなどの果物、そしてお茶・・・。
d0060094_19511373.jpg 10時と15時には、小屋に引き揚げて一服タイム。もちろん気仙茶で、手作りのお茶請けが並ぶ。ヨモギの草大福、フキの煮物、ワラビの漬け物。奥様が、山菜野草を摘み取るところから作り始めたものばかり。20人近くがテーブルを囲んで、ガヤガヤあっはっはと、それはそれはかしましく。



 下は岩手県花巻市東和町の、新地地区。稲荷さんで神楽を奉納した後、お社で直会(なおらい)。仕出し料理も少々とるが、メイドby近隣のお母ちゃんたちによる煮物やくるみ豆腐も並ぶ。同じ神楽衆による、別な場所での奉納の折りには、手作りの豆腐をいただいたことがあった。そのおいしさといったら、いや言葉にはならない。


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 家族や仲間よりも、もっと広いつながりの中で食べる。時にはその中に、神様までいる。そんな食の場は都市じゃ今、ほとんどないだろう。パーティーや結婚式などの場は、広くたくさん集まっているようで、実のところ主役と個人のつながりが単独で集まっているに過ぎない。お客同士の交流なんて、ほんの少し。
 そもそも人との濃い関わりをそもそも望んでいない、そんなの煩わしいだけでうらやましくもない。というのが都市の、あるいは都市化した田舎のほとんどの考え方だと思う。でもこうして酒食を供にする人たちは、行政とか、社会保障の仕組みなんかよりも、よっぽど頼りになる存在だなのだけどね。地下ででっかいナマズが暴れた時なんかにわかるのだよ。
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by columnbank | 2008-08-18 20:20 | 住めば都的トウホク

魚辺(うおなべ)開店。

d0060094_1449558.gif      これにもエントリーしています。>>>
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 3軒お隣のオヤジがサバを釣ってきて5匹たまわった。「さっきまで生きてたんだよ〜」と釣りオヤジのお母ちゃんが言う通り、目が黒々と澄み切って、背中の唐草模様は真っ青。
 急遽、鍬を、いやペンを出刃包丁に持ち替えて臨時鮮魚店、魚辺オープン。1匹は味噌煮、2匹をシメ鯖(ほとんど刺身ね)、2匹は一口大に切って、片栗粉とカレー粉をまぶし、冷凍。後日、竜田揚げインディアンにする。一杯やるぞ。
 エビとかマグロとか、最近の嗜好は脂っこさと柔らかさに傾く一方で、輸入に頼らざるを得ない魚ばかり食べているような気がする。すぐ目の前から揚がる魚を大切に、残さず食べる工夫と知恵を忘れたくないもんだ。ブランドサバでなくたって、味は、深いよ。
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by columnbank | 2008-08-17 18:20 | 飯、菜、酒、肴