田んぼの用水には、川から水を汲み上げる「揚水」と、余分な水を排出する「排水」がある。 7月 第一週の頃、揚水をストップして田んぼを干上がらせるのが、中干しである、泥田の表面がひび割れるくらいに水を止めるのがよろしい。こうすると、ほ場が締まって固くなり出来秋に倒伏被害が少なくなるのだ。 揚水は10日くらいで再び汲み上げられ、開花時期に必要な「花かけ水」を供する。コメづくりは、水の仕事。こうした栽培の仕組みは、(たとえばチーズ発祥の逸話のように)偶然に発見されたはずはない。稲という植物を何千年に渡って、ていねいに観察し続けた成果だ。 本番は一年に一回しかないというのに。農の人はすごいなぁ。 中干しの恩恵にあずかるのがサギたち。水が引いた水路に、取り残された小魚をさがしては食べ歩く(PHOTO右)。この足跡は子供の手のひらより大きい。たぶん、ダイサギかアオサギだね。
by columnbank
| 2007-07-10 19:32
| 田んぼ/米
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