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誌中紙。

誌中紙。_d0060094_849051.jpg 劇中劇、というものがある。それに倣って言うと、雑誌の中の新聞紙だから「誌中紙」。
 季刊「住む。」28号〜2008冬が発売になった。毎号、特集に沿って「○○新聞」が組まれている。改修新聞、農新聞、洗濯新聞、DIY新聞・・・etc。中身はハウトゥ、事例、コラム、豆知識、製品カタログ・・・モノクロ数頁ながら情報としても読み物としてもかなり厚みがある。

 今回は小特集「ごみの出し方、ごみの行方」に沿って「ごみ新聞」。
 話変わるけど、重量からみた貿易収支の数字があるそうだ(とあるセンセの講演より、出典不明)。これは衣類も自動車もCPUも肉野菜魚も、すべて重量で計算して収支を比する。日本の輸入はざっと毎年6億トン、輸出は3億トン。先進国でナンバーワンの赤字とか。
 その3億トン(誤。正=6億トン)が、国内でいずれどこに行くつくのか。食べ物であればあるていどはうん●っちになって処理場に行くだろうし、燃えるゴミはガスになって空気中へ。じゃ、燃えないゴミは? どこかの地方の山を分け入った最終処分場か、夢の島か。
 家一戸、ビル一棟を解体してゴミになる量はすっさまじい。「クルマ」の件でも書いたけど、ゴミにすることを遅らせることは、この狭い国ではとても大きな意味合いがあるはずだ。
by columnbank | 2008-12-24 09:15 | 掲載誌
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